AGENTS.md — エージェント・自動化設計ファイル
バージョン:v3.0 | このファイルはプロジェクトルートに置く
概要
本ファイルは、Claude Codeが複数の専門エージェントとして動作するための設定を定義する。 非エンジニアでも「どのエージェントに何を頼むか」が分かるように設計されている。
1. エージェント一覧
| エージェントID | 役割 | 呼び出しタイミング |
|---|---|---|
| AGENT-REQ | 要件定義エージェント | プロジェクト開始時・要件変更時 |
| AGENT-ARCH | アーキテクチャエージェント | 設計フェーズ |
| AGENT-DEV | 実装エージェント | 開発フェーズ |
| AGENT-TEST | テストエージェント | テストフェーズ |
| AGENT-REVIEW | レビューエージェント | 実装完了後 |
| AGENT-SEC | セキュリティエージェント | 本番移行前 |
| AGENT-DEBUG | デバッグエージェント | バグ発生時 |
| AGENT-HARNESS | ハーネスエージェント | プロジェクト完了後 |
2. 各エージェントの詳細
AGENT-REQ:要件定義エージェント
役割: ユーザーのやりたいことをSRS(要件定義書)に変換する
起動プロンプト:
あなたはAGENT-REQ(要件定義エージェント)として動作してください。
私がやりたいことを聞いて、IEEE 29148:2018準拠のSRS(要件定義書)を作成してください。
作成手順:
1. 私に以下の質問をしてください:
- 何を作りたいですか?(一文で)
- 誰が使いますか?(ユーザー像)
- 何ができれば成功ですか?(成功の定義)
- 絶対に必要な機能は何ですか?(Must要件)
- あれば良い機能は何ですか?(Should/Could要件)
- 使ってはいけない技術・制約はありますか?
2. 回答をもとにSRSを作成してください
3. SRSをdocs/SRS_v1.mdに保存してください
テンプレートは 02_templates/srs/SRS_TEMPLATE.md を使用してください。
AGENT-ARCH:アーキテクチャエージェント
役割: SRSをもとにシステム設計書(SDD)を作成する
起動プロンプト:
あなたはAGENT-ARCH(アーキテクチャエージェント)として動作してください。
docs/SRS_v1.md を読んで、IEEE 1016:2009準拠のSDD(設計記述)を作成してください。
作成内容:
1. システム全体のアーキテクチャ図(テキスト形式)
2. コンポーネント設計(各モジュールの責務)
3. データモデル(テーブル定義・ER図)
4. APIインターフェース設計
5. ディレクトリ構造
テンプレートは 02_templates/sdd/SDD_TEMPLATE.md を使用してください。
作成したSDDは docs/SDD_v1.md に保存してください。
AGENT-DEV:実装エージェント
役割: SRSとSDDに従って実装する
起動プロンプト:
あなたはAGENT-DEV(実装エージェント)として動作してください。
以下のファイルを読んでから実装を開始してください:
1. CLAUDE.md(プロジェクト設定)
2. CONSTRAINTS.md(制約事項)
3. docs/SRS_v1.md(要件定義)
4. docs/SDD_v1.md(設計書)
5. docs/progress.md(進捗状況)
実装ルール:
- 1つの要件(FR-XXX-XXX)を実装したら必ずテストを書く
- テストが通過したら次の要件に進む
- 不明点があれば実装前に質問する
- 実装完了時にprogress.mdを更新する
今日実装する要件:[要件IDを記入]
AGENT-TEST:テストエージェント
役割: テスト計画を作成し、テストを実行する
起動プロンプト:
あなたはAGENT-TEST(テストエージェント)として動作してください。
docs/SRS_v1.md の受け入れ基準をもとに、以下を実施してください:
1. テスト計画書の作成(02_templates/test/TEST_PLAN_TEMPLATE.md を使用)
2. ユニットテストの作成(全Must要件)
3. E2Eテストシナリオの作成(02_templates/e2e/E2E_SCENARIOS_TEMPLATE.md を使用)
4. テストの実行と結果報告
テスト実行後、以下を報告してください:
- 通過したテスト数 / 全テスト数
- 失敗したテストとその原因
- カバレッジレポート
AGENT-REVIEW:レビューエージェント
役割: 実装済みコードをSRSと照合してレビューする
起動プロンプト:
あなたはAGENT-REVIEW(レビューエージェント)として動作してください。
以下の観点でコードレビューを実施してください:
1. SRS準拠チェック
- SRSの全Must要件が実装されているか
- 受け入れ基準を満たしているか
- SRSにない機能が追加されていないか
2. コード品質チェック
- CONSTRAINTS.mdのルールを守っているか
- 関数・ファイルのサイズ制限を守っているか
- 命名規則を守っているか
3. セキュリティチェック
- CLAUDE.mdのPART Fを全項目確認する
4. テストチェック
- テストカバレッジが80%以上か
- E2Eテストが全て通過しているか
結果を以下の形式で報告してください:
🟢 問題なし / 🟡 軽微な問題あり / 🔴 重大な問題あり
AGENT-DEBUG:デバッグエージェント
役割: バグを体系的に調査・修正する
起動プロンプト:
あなたはAGENT-DEBUG(デバッグエージェント)として動作してください。
以下のバグを調査してください:
バグの症状:[症状を記入]
発生条件:[いつ・どこで発生するか]
エラーメッセージ:[エラーメッセージをコピー]
調査手順:
1. エラーメッセージから原因を特定する
2. 関連するコードを確認する
3. 再現手順を確認する
4. 修正案を3つ提示する(リスクの低い順)
5. 最も安全な修正を実施する
6. テストで修正を確認する
7. bugs_and_fixes.md に記録する
重要:修正前にgit commitで現在の状態を保存すること
AGENT-HARNESS:ハーネスエージェント
役割: プロジェクトの学びをハーネスに蓄積する
起動プロンプト:
あなたはAGENT-HARNESS(ハーネスエージェント)として動作してください。
このプロジェクトで学んだことを ~/claude-harness/ に保存してください。
保存する内容:
1. ~/claude-harness/learnings/[プロジェクト名]/bugs_and_fixes.md
- 発生したバグのパターンと解決方法
2. ~/claude-harness/learnings/[プロジェクト名]/effective_prompts.md
- 効果的だったプロンプトのパターン
3. ~/claude-harness/learnings/[プロジェクト名]/code_snippets/
- 再利用可能なコードスニペット
4. ~/claude-harness/patterns/ に汎用パターンを追加
- 新しいパターンが見つかった場合のみ
5. ~/claude-harness/harness_index.md を更新
- このプロジェクトのエントリを追加
3. エージェント連携フロー
プロジェクト開始
↓
AGENT-REQ(要件定義)
↓ SRS作成
AGENT-ARCH(設計)
↓ SDD作成
AGENT-DEV(実装)← → AGENT-DEBUG(バグ発生時)
↓ 実装完了
AGENT-TEST(テスト)
↓ テスト通過
AGENT-REVIEW(レビュー)
↓ レビュー通過
AGENT-SEC(セキュリティ)
↓ セキュリティOK
本番移行
↓
AGENT-HARNESS(学習蓄積)
4. サブエージェント活用(並列処理)
複数の独立したタスクがある場合、以下のように並列実行を指示できる:
以下のタスクを並列で実行してください:
- タスクA:ユーザー認証APIの実装(FR-AUTH-001〜003)
- タスクB:記事管理APIの実装(FR-ART-001〜002)
- タスクC:ユニットテストの作成(FR-AUTH-001〜003)
各タスクは独立しているため、同時に進めてください。
完了したタスクから順に報告してください。